やる気が出ない、だるいのは『心』が疲れているサイン!〜『心が疲れない「正しい」休み方』【レビュー】〜

  • ゆっくり休んだはずなのに、なんだか疲れが残っている
  • なんとなくやる気が出ない、だるい

このように、“なぜか分からないけど疲れている感じがする”ことってありませんか?

そんなあなたは、もしかしたら体ではなく『心』が疲れているのかもしれません。

じゃあ心を休めるってどういうこと?

と疑問を持った方におすすめしたい本をご紹介します。

『心』の休め方のヒントがたくさん詰まった1冊ですので、気になる方は是非読んでみてください。

心が疲れない「正しい」休み方(るろうに著)

この本で学べること

心の疲れを取る、疲れを溜めないための

  • 思考、考え方
  • 行動、習慣
  • 人付き合い、仕事との向き合い方

などが心理学・科学的な視点から分かりやすく解説されています。

すぐに実行できるもの、今までの考え方が大きく変わるものなど、

毎日がちょっと楽になるようなヒントがたくさん詰まっています。

著者るろうにさんとは

公認心理師・臨床心理士の資格を持つ心理カウンセラーで

  • 仕事や私生活の人間関係に困ってる
  • 思いきって人生を変えたいけど勇気が出ない
  • 自分のものの考え方や価値観で苦しんでいる

人に向けて、働く人のメンタルヘルスに役立つ心理学の知識を、SNSを通して発信されています。

特にYouTubeチャンネルは、具体的な説明と分かりやすいアニメーションでとても参考になるのでおすすめです。

この本から学んで実践していること

私がこの本で学んで実践していること、良い変化があったことを、参考までに一部まとめてみました。

この本を読む方にもきっとそれぞれの良い変化が起こるはずです。

嫌な感情が出てきても受け止める、ジャッジをしない

人の感情は無理に押し込めようとすると、余計に大きくなりやすい(思考抑制のリバウンド効果)

5「ネガティブな気持ちを否定せず一度受け止める」より一部引用

例えば、夫にやっておいて欲しいことをお願いしたのに忘れられ、やってもらえなかったとき。

過去の自分

当然イライラするのですが、それと同時に

「きっと彼も忙しくて忘れてしまったんだ。自分だってこういうこともあるしイライラしちゃいけない。」

と自分に言い聞かせていました。

この本を読んでから

イライラの感情を認めてあげる、この感情を抱く自分を許してあげるようにしました。

”心の中ではどんな感情を抱いても自分の自由だ”と割り切れるようになり、とても気持ちが楽になりました。

いつも全力じゃなくていい、50%の力で過ごす日があっていい

太陽の光を浴びることができないと、憂鬱な気分になりやすくなる

40「天候が悪い日は全力投球せず50%程度の力で過ごす」より一部引用

私の場合、特に雨の日に以下の不調が起こることが多いです。

  • 低気圧による頭痛、片頭痛
  • 体がだるく、重く感じる
  • 気分が落ち込みやすい

過去の自分

「仕事をしている以上、常に全力の成果を出さないといけない、だるさや疲れなんて関係ない。
体調不良なんてもってのほか、自己管理がなってない。」

と自分を責めていました。

この本を読んでから

天候は自分の力ではどうにもならない、その日ごとにベストが尽くせればそれでいいと考えるようになりました。

その結果、”天候が悪い中でもちゃんと頑張ってる”と自分を認めてあげられるようになり、心が楽になりました。

毎朝のコンディションチェック

健康的に働くために大切なのは「限界を超えたから休む」ではなく、「限界になる前に休む」こと

38「「限界になる前に休む」を習慣づける」より一部引用

過去の自分

多少の体調不良の時はなんとか仕事はできるので、休みたいと思っても言い出せず、我慢をして仕事をしていました

また、そもそも自分の限界なんて考えたことがありませんでした。

この本を読んでから

私は実際に適応障害になってしまい、限界を超えた時の辛さを痛感しました。

今後のために自分の限界ラインを知ろうと思い、毎朝以下のコンディションチェックを始めました。

  • 体調とメンタルのそれぞれの状態をスコア化する(5点満点)
  • そのスコアの要因だと思うことを記録する

毎日記録をしていると、天候や前日の活動内容など、コンディションの変化の要因が分かるようになりました。

その結果、不調になる時期を予測し、事前対策ができるようになりました。

目の前の幸せに目を向ける

・ポジティブな言葉を使うと、人間の脳は自然と自分の人生がポジティブであることの証拠集めをするようになる

・特に「ありがとう」を使うと人は幸せを感じやすい

42『「当たり前」が感謝に変わると幸せが増える』より一部引用

過去の自分

仕事のミスや苦手な人から言われた言葉など、嫌なこと、嫌いなことばかりに目が向いていました。

この本を読んでから

「ありがとう」を言えるように意識して過ごしていくと、目の前にはいつもたくさんの幸せがあることに気がつきました。

それは当たり前で些細なことばかりです。

  • 天気がいい日は気分がよい
  • 夫が作ってくれた温かいご飯を食べられる
  • ふかふかで温かい布団で寝られる
  • 1人でゴロゴロできる時間がある

ですが、これらを意識するようになってからは、落ち込むことがあっても気持ちの切り替えがしやすくなりました。

そして興味や関心が広がり、やりたいことが増えたように思います。

実際にこうしてブログを始められたのも、幸せが増えて心の余裕ができたからかもしれません。

最後に

真面目で頑張りすぎてしまう人ほど、疲れていても休めなかったり、できない自分を責めてしまうのではないでしょうか。

そんな方にこそ是非読んでもらいたい1冊です。

この本に書かれている内容のうち、1つでもいいので日々の生活に取り入れてみてください。

そして少しでも楽に生きられるようになることを願っています。

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